秋の味覚第2弾という事で、
今日の食材は「秋刀魚(さんま)」
先ずはイラストを見ながら、魚の種類を覚えました。
鯵(あじ)(すみません・・・写真にはありません)と
鰈(かれい)と鰯(いわし)と秋刀魚(さんま)。
形も色も長さも違う色々なお魚さん。
今日はこの魚の中で秋刀魚(さんま)をみんなで観察しました。
保育園で配達してもらう魚はいつも切り身だったり、
三枚おろしにしてもらっている魚ばかり。
なので、こうやって1尾で見る事はなかなかありません。
子ども達も秋刀魚に興味津々。
今日はこの秋刀魚を塩焼きにして食べたいと思います。
こちらが調理前↑
そしてこちらが出来上がり↓
ブログで香りをお伝え出来ないのが残念・・・(>_<)
今日は部屋中秋刀魚のいい香りがしていたんです。
そしたその秋刀魚をゆう先生と、
ゆう子先生が目の前でほぐしてくれました。
保育園で魚を1尾丸々食べるというのはめったにありません。
それだけに、魚に骨がある事を知らないお友だちも多いようで・・・
今日は骨の観察もしました。
写真では分かりづらいんですが、骨の観察中。
秋刀魚がほぐし終わったら、一人ずつ前にとりに来ました。
「せんせい 皮も食べられるの?」
「皮も食べられるよ!!」
「塩味がしておいしいよ」
「せんせい いっぱいちょうだい」
おかわりもきちんと用意してあるからね。
今日は1尾の秋刀魚の為、
小骨まで全てとることはとても難しいです。
その為、子ども達とお約束をしました。
◯骨があるかどうかきちんと見て、
骨があったら自分でとりましょう。
◯今日の秋刀魚には骨が入っているかもしれないので、
よーく噛んで食べましょう。
さんまの小骨はとても細いので、よく噛めば食べられます。
必ずよく噛んで食べましょう。
みんなとお約束もしたので、たのしみにしていた実食。
「さんまさんありがとう。いただきます」
「あっせんせい 骨があった」
すごい自分で見つけられたね。
骨はお皿のはじっこに置いておいてね。
目の前で焼く秋刀魚はとても大好評でした。
いつもの焼き魚より、数倍早く食べ終ってました。
そして、にじぐみさんは秋刀魚の骨見つけ名人😊
「せんせい 骨あったー」
「ぼくも~」
なんかくじ引きで、当たりを✨引いた感じですね!!(笑)
そして丸々1尾の秋刀魚を食べる時の醍醐味。
秋刀魚の中骨はオーブンで焼いて、
おせんべいのようにカリカリにして食べました。
みんな中骨せんべいにはまってしまって、
「もう1本ちょうだい~」とあっという間になくなってしまいました。
今日の秋刀魚は皮も身も尾も中骨も、
丸々1尾全て食べつくしました。
とっても美味しかったです😋
<おまけ>
今日のミニクッキングで、1冊の本を読みました。
こちらがその絵本↓「いわしくん」
海で泳いでいたいわしくん、
捕まえられて、
スーパーで売られて、
夕食のおかずになりました。
元気な男の子に食べられて、
男の子の体になったいわしくんは、男の子がプールで泳ぐ時に、
一緒にプールで泳ぎます。
1匹の鰯の人生劇ともいえる1冊。
まだ2歳児のにじぐみさんには難しいかもしれないけど、
私達人間は、動植物の命を頂いて生きていけます。
今日の秋刀魚も絵本のいわしくんと一緒です。
なので、御飯を食べられる事への感謝の気持ちをもって、
残すところなくきちんといただきましょう。
と言う話を子ども達と一緒に考えながら話しました。
子ども達は、なんとなくわかったかな?という様子・・・
でも今はそれでもかまいません。
ご飯は大事に食べなくてはいけないんだ!!
それがわかるだけ十分です。
今日の「いただきます」のご挨拶はいつも以上に重みのある挨拶でした。
栄養士 ゆう子先生